母親の涙
こんにちは。
今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
長いこと中断してまして…数年ぶりに書きます。
前回は母親の様子がおかしいところで終わっていましたので、今日はその続きからお話したいと思います。
父親が不在がちで、長男の僕は父親がいない間、家のことを任されていました。
そんなある日、母親が僕たち子供たちに隠れるように誰かに電話しているのを見かけました。
普段なら居間の近くにある黒電話を使い、大きな声で話しているのですがその日は電話線をめいっぱい伸ばし、別の部屋に篭ってしゃべっている。
どう考えても内緒話なんだと判りました。
相手がだれなのか、なんの話なのか。
子供ながらに聞き耳立ててはいけないんだと思いましたが2DKの狭い団地でしたし、聞こえちゃうんですよね。
母親の涙声が。
会話は聞こえなんですがやっぱり親の泣き声ですからね、敏感になります。
あーこれは何かヤバいんだな。
お母さん泣く時って大概悲しい時だよな。
そんなことを考えながら頭に入ってこないテレビアニメを観ていました。
そんな電話が数回、数カ月にわたってあったのですが、ある日相手が誰だか判ったことがあります。
「お母さんごめんなさい…」
って。
お母さんのお母さん。
僕にとってはおばあちゃん。
優しくて時々叱ってくれる遠くに住んでいるおばあちゃんに謝ってる。
悪いことしたのかな?
悪いことなんか見当たらなかったのでその時はなぜおばあちゃんに謝っているかわかりませんでした。
次回は謝っている理由について書きたいと思います。
おわり
親から任されていたこと
こんにちは。
前回の挨拶に引き続き、今日は子供の頃の話をさせてください。
色々書きたいことがありすぎて、順番がごちゃごちゃしそうなので、時系列的に整理しながら話そうと思います。
約40年前、日本のごくありふれた家庭に産まれました。両親と兄弟とともに仲良く、時には取っ組み合いの喧嘩もしながら育ちました。
ひとつだけ、違和感というか、他の家庭とは違ったことがありました。
父親が不在がちだったということ。
現場仕事の父親だったので一度仕事に出て行くとしばらく帰ってこない環境。
父親が居ないときは、母と弟、それに産まれたての妹の4人で2DKの家を守ってた。
守ってた。
そうなんです。父親が出かける時に、
「頼むぞ。」
って言われてた。
長男の僕に家のことは任せたって言うんですよ。
子供なのに?
おとなじゃないのに?
なんで??!!
まーそれでも親から言われたら守るしかないんですよね。だから疑問に思いながらも父親がいない時は気を張って動いてました。
そんな家庭でしたが、ある日の母親の様子を見て、この家の生活は実はタイヘンなんだ…と確信したことがありました。
その様子は次回に書きたいと思います。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
既婚者のhiv
みなさんはじめまして。
日本でサラリーマンしています。
毎日楽しく生きてますが、どうしても隠さなくてはならないことがあり、でももうクローズドな生活だと自分自身が壊れそうで、思い切ってブログを書くことにしました。
タイトルにある通り、僕は、
既婚者のhiv
なんです。
なかなかいないと思います。人生のレアケースだと思います。
でも同じ境遇の方も少なからず知り合いにいます。
だからこそ、少数派で悩んで、誰にもどこにも相談できない、何がなんだかわからない、抱えているのが辛い…なんていう方の助けにもなればと思い、ブログを書くことにしました。
これから不定期に、思いのまま、したためて行こうと思います。
よろしくお願いします。